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救えない命

先生、 南救急、工業団地からの搬送です。 オペ室、空けといて。 なぜ、左手を落としたのですか? 恐怖で戦くクライアントを助ける事ができたのだろうか? 足、業者が取りに来るから冷蔵庫から出しといて。 藤井くん、リウマチ患者のアンプタや。 リュウエルと何、用意しましょ。 先生、ICUの患者さん、下肢真っ黒で壊疽してますけど、どうします。 浮浪者で身寄りもないからな、、、。 毎日ガーゼ変えといてな。 わかりました。 部屋中に腐敗臭が漂っている。 ごめんなさい、助ける事が出来なくて、死ぬのを待つのです。 執筆者:坂田琴絵

手放した夢

 故郷国東で両親の介護をしながら、夫と自営ができるように、地元の仲間に相談し協力してもらった。 地元の関係者は、幼少期から贔屓目にされた同級生に、私の身代わりをさせたのだろう。 blogを乗っ取り、SNSでなりすまし、携帯電話やパソコンから個人情報を抜き取ってコピー人材を作ったのかもしれない。 学校教員から個人的感情での、乱雑な扱いの教育を受けている事を誰にも言えずに進級した。 学校教員がターゲットにした生徒を乱雑に扱えば、クラスメイトは先生を見習う。 小学生も最後の学年で、私は、無視か罵詈雑言の会話での学校生活を送った。 頭の中は日々、混乱、思考力低迷であった。 もはや、学校の授業や成績なんてどうでもいいと思っていた。 クラスで派閥にあっている事を両親に知られるわけにはいかない。 何とか学校に行かなければ、父も母も心配する。 気を紛らわせる為に、図書館に入り浸った。 本を読んでいると余計な事を考えなくてもいい。  海岸に行って、飛行機やホバークラフトの離着陸の騒音の中、大きな声で歌っていれば、気が紛れる。 自分の気持ちに逆らってやり過ごしていると、体調が悪くなった。 学校に行ってからの腹痛や眩暈、吐き気、過換気症候群が私の体を苦しめた。 そんな症状があっても、学校の先生は、冷たく罵った。 ため息ひとつついても、やる気が無いと言われ、どんなに辛い事があっても、誰にも相談する事が出来ないと学んだ。 だから、セラピストの道を選んだのだろう。 そんな時期、贔屓目にされた生徒は、先生や同級生の人気者であった。 この頃から、ひとりでいる時間が楽しく思えるようになった。 いつもひとりでいて平気な私を見て、商店街の娘は、「友達おらんの?」と言った。 その時に何と答えたかは忘れたが、私には友達は不要で、自分が活動する為の仲間がいれば充分である。 中学生になって、学童支援活動(現在の学童クラブ)で、教育委員会の関係者が主体となって活動している、ジュニアリーダーのボランティア活動に参加するようになった。 この頃から、誰かの為に活動して誰が喜んでくれたら嬉しかった。 嬉しいと言う感情は持続したいもので、その頃の思いは、今も何ら変わらない。 故郷で、両親の介護をしながら、そんな活動が出来たらと頑張ってきたのも事実である。 私の痛んだ心の治療をしてくれたのは、医者でも心理療法士でもな...

母と子の夢

 どんぐりの木が大きく育った。 母が、どんぐりの苗木を「切らんといて」と大切に見守った。 帰省する度に、どんぐりの木が大きく育っていった。 嬉しくて帰省する度に写真に残した。 どんぐりの木が育つ草原は、草花も四季折々に開花し、私の情緒を楽しませてくれた。 草が元気よく育てば、ここでペーターやハイジの世界の様に、山羊が飼えたらいいなと思った。 余命宣告された母が、自宅に帰る事ができて、縁側から三毛猫のさくらと草原を眺め、どんぐりの木の成長を喜んでいる光景が忘れられない。 介護帰省で、東京から一緒にフライトした愛猫の大我とさくらは、国東の母の側で過ごしている。 介護で家族が離れて生活しているけれど、介護を視野に入れて、故郷で家族と新しい生活が出来る様に、思案したり構想をした。 草原にやぎがいるって、現実離れしているかもしれないけど、日常にそんな光景があってもおかしくはないし、それをプランニングにすればいい。 思い描くアトリエは、将来の自分像である。 高台に建てられたマイホームからは、海の見える草原があって、広い草原に馬や山羊が優雅に過ごしている。 思い描いた画像に向かって歩けば、夢は叶うのだろうか・・・ 執筆者:坂田琴絵

食育の強み

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昨日、夜勤明けで、間違えを正しに行った。 インターネット犯罪の真実を知ってもらう為に、京都で独居生活をし続けている。 庇い合いの人情が、重犯罪を長引かせている。 身分証明の重要証書が、悪用されている。 再交付、時間や費用のロスが私の精神を蝕む。 日々、疲れた肉体と精神とを労うことが出来るのは自分しかいない。 娯楽のバイクに跨り、淀川を眺め走った。 そんな時間が一番安楽だ。 ひとり飯を作り続け、今夜はお金を払って夕食を頂いた。 育った環境で食べ慣れた食材で安堵し、共に学ぶ仲間と食べた食材を懐かしむ。 故郷の学友が、弁当の一品を美味しいからと私の弁当箱の蓋に乗せてくれた。 猪のテリー焼きや鹿肉だ。 仕出し弁当に生の海鮮が入っているのは当然の技である。 鴨肉の吸い物は、作って食べて当たり前の一品である。 そんな環境で育った。 住む環境が違えば食育は変わるだろうが、食べて育った基本の食生活は何も変わらない。 食べる物で、人は元気になったり弱ったりする。 さぁ、明日も夜勤業務、頑張ろう。 執筆者:坂田琴絵

勘違いの愛情

誰も待ってはいなかったのです。 水槽の魚を眺めながら、ブランデーの入ったグラスを口に運んだ。 華ちゃんはもうとっくに寝てしまい、側でじょじょが眠そうな顔して私の顔を見ている。 明日も仕事、慣れた症例のオペだから、予習はサボってもいいかな、、、なんて夜更かし。 ごめんなさい、ラパアッペのクライアントさん。 ミッキーマウスプラティが、ネオンテトラを追いかけていじめてるの。 ねぇ、辞めてよ、ケンカしないで。 大阪の健康管理センターの仕事仲間から、譲り受けたゴールデンハムスターの"あっちちゃん"と"こっちちゃん"は、猫の"じょじょ"と仲良し。 じょじょに突進したり、登ったり降りたり、潜ったりして、じょじょったら知らん顔しながら、かまってるところが何とも可愛いらしい。 あっと言う間に2時間が過ぎて、あらっ、もうこんな時間。 あっちちゃんとこっちちゃんは、お家に帰りましょ。 じょーくんは、ママと一緒に寝よう。 今夜、サングリアの入ったワイングラスを片手に、昔を懐かしく思い出し、同じ釜の飯を食う仲間や、恩師となった先生方とのエピソードを楽しんでいました。 執筆者:坂田琴絵

死の欲求

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 戦争で人が人を殺し合う時代があった。 敵国の兵士を殺すなら、自害を選んだ。 帰路の白夜で回想される、戦争での敵国の兵士は、バーチャルな世界の話しに過ぎない。 荒々しいドライバーの風貌と、街路樹の夜景とが交差しながら現実を物語る。 人は本来、平穏な世界を生活を望むものです。 洗脳された兵士が、お国の為にと、敵国の兵士を殺した。 私は、人の命を助ける道を選んだ。 今、日本は他国との戦争はありませんが、戦争を思わせる犯罪は終わらない。 平気で、他者を傷つけたり殺したりする。 死の欲求で、死にたい、殺したい、殺されたいは、どれも平穏な精神とは言えません。 戦争、戦い、争い、喧嘩、いじめ、嫌がらせ、派閥、どれも今もなお終わらない社会問題です。 人が穏やかに生活出来たら、携わる人が幸せでいてくれたら嬉しいと思うのです。 平穏な生活を奪ったのは誰? 殺害しようと用意したサバイバルナイフを持ち歩いき、辛くて自害する事になったクライアント。 誰も知らんぷりだったんだよね。 執筆者:坂田琴絵

優しい日

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♫ALONE AGAIN  ギルバートオサリバンさんの歌声が心地よく感じる時間を過ごしています。 ダーリンとよく聴いたかな? 今日は日勤業務でしたから、作り置きをアレンジして、本日の体調に合わせて朝食(カレーうどんでした)を作っていただきました。 ランチ弁当は、食品ロス重視の食材で作りました。 現在、京都で介護の現場で働いています。 渡辺淳一先生のお陰で、私は年長者様と過ごす時間がとっても楽しいです。 年長者様同士が、励まし合っている会話の中に 「おじいちゃん」「おばあちゃん」って呼び合ってる場面があって、ほっこりします。 年長者様は、毎日私に沢山の事を教えて下さいます。 そうやって年を重ねています。 定時に仕事を終えて、帰路、スポーツクラブで筋トレをしました。 アクティブな時間を過ごしていると邪念が消えます。 活動の後は、爽快感が得られます。 帰路のバスの中は、音楽や朗読を聴いたり、動画を見て過ごしています。 つい寝てしまう事も・・・いつもかな? 自宅は巨大な集合マンションですから、自宅に近いバス停と、集合ポストがあるエントランスに近いバス停に距離があります。 郵便物や宅配便を受け取りたい時は、下車する場所が違います。 バス停を降りたら、夜空が綺麗だなって思いました。 そう思った時は写真を撮っています。 私が撮った写真を父と母が喜んでくれました。 タイムリーで届いた写真を見ては、「ことちゃん、写真が届いたで。」と、父が電話をしてきてくれました。 母が「綺麗ね。」って喜んでくれました。 たった一枚の写真を、誰かが楽しみにしてくれていたり、喜んでくれたりすると、嬉しくて。 ずっとずっと写真を撮り続けています。 夕食は遅くなりましたから、大根と小松菜をミキサーにかけて、エノキとお豆腐のミニ鍋にしました。 梅干しと青じそをトッピングしましたら、さっぱりと美味しくて、胃が辛くないと言っていました。 夜遅くに味の濃い物や油っこい物をいただくと、消化にパワーを使いますから夜間ゆっくり休めません。 北海道で大学生をしている娘から、ハーブティーが届きました。 嬉しくて嬉しくて、日記に残そうと思いました。 のんちゃん、ありがとう🤍 ママより 執筆者:坂田琴絵