花の命は短くて苦しきことのみ多かりき
いつからか、がむしゃらに日常を送っている様な気がしてならない。 大切なモノや、大切な時間を無くしてしまった様な、、、 花の命は短いけれど、四季折々に、新しい命が生まれる。 そんな命に出会いたくて、散策が楽しみである。 師走から、新しいカレンダーとなり、次ページを捲る日。 今日を振り返れば、久し振りに、静養を兼ねての贅沢な時間が過ごせたと、感謝をしている。 走り慣れた周山街道。 バイクの免許を取って、はじめてのツーリングで、このカーブが怖かったなとか、こんなに景色を見る余裕がなかったな、なんて考えながら、冷たい風を感じ楽しんだ。 お昼過ぎ、日本最古の茶園の散策をし、行動食を取る。 沢の音や風の音、木々が鳴らす音に耳を傾ける。時折、小鳥のさえずりが聞こえてきて、ここで、ひと休みしよう。 最高気温10℃に満たないが、カイロや防寒着が、散策を楽にしてくれる。 雲の合間に出た太陽が、更に時を優雅にしてくれた。 ベンチに横たわり、ただ、聞こえている音だけに耳を傾け、無心になる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 帰路の足取りは軽い。 今日も元気で、好きなバイクに乗れて感謝です。