障害と傷害どちらが先?
自らの行いに自信が持てなくて苦しんだ。 苦しみから逃れたくてドラックを知った。 どんな事も不安なく自信を持って行動する事ができた。 気がつけば、パーソナルスペースを超えた傷害を犯していた。 ドラックを使えばまた楽になる。 離脱するには、勇気と受け入れたくない現実を向かえなければならない。 先生、薬物中毒の患者さん受け入れていいですか? 薬が身体から抜けるまで、点滴で洗い流します。 幻聴幻覚って洗い流せないのかな… 妄想はついて回るのかな… 違法ドラックも、それらの治療に使われる薬剤も、いつかは不必要になるんだよな。 覚醒剤なんか、簡単に辞められると話してくれたクライアントがいた。 きっと心の中にあるPTSDと戦ってのドラックへの道だったのだろう。 高揚した心理状態から、窃盗 恐喝 暴行 不純わいせつ行為 横領等を繰り返す。 〇〇組〇〇号… 違法ドラックや向精神薬を手放しても、胸を張って社会に貢献できたクライアントもいる。 避けてごまかしてきた心の中にある葛藤と向き合い、自ら楽になれる道を選択した結果だったのでしょう。 医療や福祉の仕事に従事していると、世の中の人達って、簡単に〇〇障害って病名が付けられるんだなと実感します。 健常者も障害者も共存して生活が成り立っています。 教えたり、教えられたり。 多種多様な仕事絡みで、様々な個性の方々とご縁がありました。 バディとしてやりにくいなぁと思う事もしばしば。 そんな時は、いつも良い所を見つけて、やりにくい所をサポートします。 すると、互いに笑顔で業務が円滑に回るのです。 これも、障害者支援施設でのボランティア活動で、学び得た教訓です。