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シナリオの行方

 あの案件、被害を被ったクライアントの統合。 予定通り進んでる。 業界ナンバーワン作戦でしょ。 現場にいてフォーカスチャーティング。 オフィスでデスクワークだけじゃナンバーワンにはなれない。 私の良きに計らえとは、やる気のある小がたくさん集まればやる気の大となる。 やる気の人材と企業の統合で、理想とした事業が始まる。 やる気の人材を採用して事業計画してたんだ。 お父さんとお母さんが他界した。 予期せぬ死、望まない死。 祖父と父は、私の成績の事を気にしてくれて、焼酎を飲みながらいつも助言してくれた。 母は、芸は身を助けると細かく所作を教えてくれた。 そんな育ちだから、こんなライフビジョンなのかな? 人身売買って言われても仕方がない? 頭と身体を使ってのスキルだもの。 「あの子、勉強できない、成績悪い。」 「あの人、いくら教えても仕事、出来ない。」 なんて、自分はまるで有能であるかの様に威張っている人がいる。 最初は誰しもわからないしできない。 安心と安全が確保出来る良い環境で学んで、繰り返しトレーニングすればいつか必ずできる様になる。 勉強も仕事も。 私がよく思っている事で、 "自分の好きなことを仕事にできてすごくラッキーだと思っています。" を英語でスピーチして書いてと言われたら、、、 最初は上手くスピーチできないし書けないけど、何度も読んだり書いたりしてたら、、、 スピーチも筆記もすらすら出来る様になるんだよね。 "I feel really lucky to be able to do what I love for a living  " 執筆者:坂田琴絵

御心のままに

死期を悟った年長者様が、自ら食べることを辞めました。 身体が徐々に衰弱していきました。 「死にたいです。葬儀の準備をしてください。」と言いました。 とても複雑な心境なのです。 人の死に向き合って寄り添っていると、そんな気持ちになります。 気がつけば心が疲れ果てている事があります。 暗がりの通勤路を歩いて帰りました。 街路樹の落葉樹がライトアップされていて、とても綺麗だなと思いました。 思いのままに心のアトリエに納めました。 振り返れば、心のアトリエが物語りに変わっているのです。 ワイングラス越しに見た先生の笑顔が忘れられません。 ご迷惑をお祈りします。 執筆者:坂田琴絵

蛙の子は蛙

 彼女は、地主の長女として大切に育てられました。 戦時中も学業に専念し、女学校を卒業しました。 周りから慕われて立派な大人になりました。 結婚して子供を授かり、息子と娘達は立派に育ちました。 そんな誰からも慕われる英雄の側に多くの人が集まっていました。 周りにいた人達は、英雄の側に集まっては、弱者をターゲットに悪口を言い合いました。 周りの人達は顎の先で、弱者を駒使いのように使っていました。 弱者が言いなりになる姿を見て、兄弟子孫達は何をしても許されると学んだのでしょう。 弱者の家から家財道具を無断で持ち出す様になりました。 弱者は罵詈雑言を浴びせられ、家財道具がなくなる事を嘆きました。 弱者の家族は心労で床に伏せるようになりました。 その姿を見て、周りにいた人達の1人が、家族が健康でないのは弱者のせいだと罵り、精神的肉体的に傷を負わせてしまいました。 そんな様子を見ていた隣人は、情けから使い物にならない品々を弱者の家に置いて行くようになりました。 弱者は、使い物にならない品々ばかりが、家財道具として増え、更に嘆く事になるのでした。 世間から高く評価され慕われる英雄が発信した行動が、周りの人達にどの様な影響があったのでしょうか? いつの時代も弱者は、シチュエイション毎の苦悩の生活を虐げられる者となるのでしょう。 平和・同和・人権教育で、人の大切さを感じたり、相手に対して理解する事ができたり、家族や仲間同志で尊重できる環境作りができたら素敵だと願う。

優しさあればやらなきゃならないことは自然とできる

海岸段丘から見る大海原はクリアなコバルトブルーで、子供の頃のように無邪気に綺麗な海へ飛び込みたいと思う。 海底の魚たちは、集団で泳いでいる。 天敵のいない水中で、仲間同士がバラバラにならず優雅に泳ぎ、水面に散りばめられた宝石のような太陽の反射が、更に情緒を育てくれるのだろう。 かりゆしの白浜にそっと埋めた宝石は、引き潮と共に大海原に帰って行く。 ブーゲンビリアの丘で、 "To Love You More"を口遊み、思いを信じて頑張ろうと将来像を描いた。 物語りを書いていれば「琴絵ちゃん、手伝って。」と母が呼び、食事の用意をしたり洗濯をしたりと家事を手伝った。 母は、勉強しなさいとはあまり言わなかったが、「本をたくさん読みなさい。」と、本棚一杯に童話や著名人の本を揃えてくれていた。 多読賞をもらった姉を褒め「琴絵ちゃんも本を読みなさいと。」と何度か言われるうちに、本棚に並べられた本たちが嫌になっていた。 だけど、"もちもちの木"のお話しは、何度も読み返したのを覚えている。 臆病で弱虫の5才の男の子が主人公。 夜が怖い豆太は、ひとりでトイレにも行けなかったが、おじいさんがピンチになって、夜の山へ出て、無我夢中でお医者様を呼びに行く、勇気ある男の子へと変わっていくお話しです。 怖がりの弱虫であれ、優しい心があれば良いと、おじいさんは豆太を褒めているのです。 振り返ればそんな学童期から、携わる人が笑顔になるシナリオ作りは始まっていたのでした。

華やかな香り 華やかな音 華やかな絵

 真っ白な半紙やキャンパスノートに、間違った文字や絵が描かれてしまった。 何度も何度も消しゴムで消せたらいいのにと思った。 上から丁寧に丁寧に、文字や絵を重ねた。 どんなに文字や絵を重ねても、間違いは一生消えないモノとなった。 その間違いから綺麗な花を咲かせよう。 華やかな香りがする花を咲かせ、その花々が穏やかな風に吹かれ、華やかな音が流れる。 華やかな香りと華やかな音が、その間違った大地から希望の花を開花させた。 そして華やかな絵となり、多くの方々に幸福をもたらす時となるのだろう。

その時を忘れるために

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 チンチン電車のある、すざくゆめ広場からいのちの森へ。 紅葉のトンネルを潜ると、野鳥のさえずりや赤や緑の葉の間から降り注ぐこもれびが、非日常の時である。黒猫が目の前を横切り、追った先の茂みから小鳥たちの声が聞こえるが、大きな木の中に隠れていて探し出すことが出来ない。 散策路は小路が続き、道の端に置かれたベンチに座って、情緒豊かな声で演歌を歌う男性やトランペットでホワイトクリスマスを練習している男性。あっ、見つけた綺麗な歌声、何て鳥なんだろう。   京都駅から程近い距離に、都心のビオトープがある。日本庭園の鑑賞に浸り、飛び石を渡り、都心の滝からマイナスイオンを受ける。 落葉樹に負けず劣らず、色鮮やかな花々をフォトに収める。懐かしの”つわぶき”からのメッセージが届く。 子供の頃、この黄色い花を見て育った。葉柄(茎)は母がよく煮物や佃煮にしてくれた。 そろそろ母が他界してから2年になる。いつも母にいろんな話を聞いてもらっていたから、今でもすぐ側にいるみたい。 いつも私の話を黙って聞いてくれてありがとう、お母さん。