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できた!が自信につながる

A先生は自室で、ご自身が書かれた本を見ながら書き物をされていることが多い。 「先生、お食事の用意が出来ましたので、リビングまでご一緒いたします。」 「今、調べ物をしていてね。」 「お仕事中、失礼しました。先生は、いつも熱心でいらっしゃいますね。」 「君は、いろいろと経験をしている様だけど、ちゃんとメモに残しているのかね。」 「はい、努力をしています。幾つになっても、初心忘るべからずですね。」 大学の教授でいらしたA教授に寄り添い、身の回りのお手伝いをさせていただく時は、自分に自信がなくて、ご立腹されお手伝いが進まなくなったらどうしようと緊張したものです。 この話しは15年程前の事ですが、現在でも " 時々の初心忘るべからず " そんな気持ちは変わらず、現場では「はじめての仕事が出来るようになったら嬉しいんです。私、幾つになっても子供なんです。童心を忘れないことですね。」なんて、トークが弾んでいます。