ぼくのはなしをきいて
おとうさんがおおきなこえでぼくのことをおこった おとうさんがぼくのことをこわがらせた おとうさんがぼくのことをおおきなてでたたいた おとうさんがぼくのことをおおきなあしでふみつけた おとうさんがぼくのからだをゆかになげつけた おとさんがぼくのことをあついおゆにつけた おとさんがぼくのことをゆきのふってるひにはだしでそとにだしていえにいれてくれなかった ぼくはただおとうさんとあそびたかっただけなんだよ おとうさんはおかあさんにもおなじことしていた すこしおおきくなったぼくはけいむしょにいるおとうさんにおてがみをかけるようになった おとうさんからおてがみがとどいた おとうさんがぼくのはなしをきいてくれるようになった じょじょより 執筆者:坂田琴絵