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安全・節約

 〔医療者の笑える話し〕と言うコミュニティーがありまして。 緊張した現場でありながらも、ちょっとしたアクシデントでその場を和ませてくれるトークがあります。私の経験からも、そんな笑えるお話しをさせていただきます。 今は殆ど目にする事はありませんが、私が新人ナースの頃はナースキャップがユニフォームの一部でした。「お疲れさま〜」と言って、私服で更衣室を出て行く同僚の頭にはナースキャップがついたままだったり、ポータブル(回診用撮影装置と言うレントゲンの機械)の依頼でポータブルトイレを用意してあったり、"メガネメガネ"と探し回るスタッフの頭にメガネのカチューシャがしてあったりと。 最近では、フェイスシールドをつけて業務に就いたものの、「ピントが合わない」「見えにくいよね」などと言っていると、"保護フィルムを剥がしてないからだよ"って、みんなが笑顔になっています。 フェイスシールドにビニールの防護服を着ていると、真冬でもスチームサウナ状態です。仲間同士で「これで痩せたらいいんですけど」なんて冗談を言いながら、皆様の健康をお守りしています。 医療の現場では安全である事と、衛生材料(医療・介護に使われる手袋・ガウン・ガーゼ等の使い捨ての資器材)の節約が重要視されています。感染リスクを避け、尚ディスポーザブルの無駄遣いをしないと言う事は、医療の現場では当たり前の事なのです。 身体に叩き込まれたこの教訓は、私生活においても当然の行いとなっています。