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人脈

  旦那さん、真面目な人やったんやな。 部長さん、サイバー犯罪の件 協力してくれてありがとう。 奄美大島での事業計画は、遠回りになったけど、試練を乗り越えて、開拓中よ。 ネットワークで、問題解決も近々だから、今度、ファミリーで打ち合わせをしましょ。 また、連絡します。

障害と傷害どちらが先?

 自らの行いに自信が持てなくて苦しんだ。 苦しみから逃れたくてドラックを知った。 どんな事も不安なく自信を持って行動する事ができた。 気がつけば、パーソナルスペースを超えた傷害を犯していた。 ドラックを使えばまた楽になる。 離脱するには、勇気と受け入れたくない現実を向かえなければならない。 先生、薬物中毒の患者さん受け入れていいですか? 薬が身体から抜けるまで、点滴で洗い流します。 幻聴幻覚って洗い流せないのかな… 妄想はついて回るのかな… 違法ドラックも、それらの治療に使われる薬剤も、いつかは不必要になるんだよな。 覚醒剤なんか、簡単に辞められると話してくれたクライアントがいた。 きっと心の中にあるPTSDと戦ってのドラックへの道だったのだろう。 高揚した心理状態から、窃盗 恐喝 暴行 不純わいせつ行為 横領等を繰り返す。 〇〇組〇〇号… 違法ドラックや向精神薬を手放しても、胸を張って社会に貢献できたクライアントもいる。 避けてごまかしてきた心の中にある葛藤と向き合い、自ら楽になれる道を選択した結果だったのでしょう。 医療や福祉の仕事に従事していると、世の中の人達って、簡単に〇〇障害って病名が付けられるんだなと実感します。 健常者も障害者も共存して生活が成り立っています。 教えたり、教えられたり。 多種多様な仕事絡みで、様々な個性の方々とご縁がありました。 バディとしてやりにくいなぁと思う事もしばしば。 そんな時は、いつも良い所を見つけて、やりにくい所をサポートします。 すると、互いに笑顔で業務が円滑に回るのです。 これも、障害者支援施設でのボランティア活動で、学び得た教訓です。

他人を救えても自分は救えない

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両腕をロープで縛り、手足を釘で打たれ、十字架に架けられた。 馬泥棒の濡れ衣を着せられて、ローマ帝国に処刑された。 私は、イエスキリストではない。 だけど、襲い掛かるフラッシュバックが起きる時、十字架に架けられたイエスを思い出す。 槍で心を刺されている私は、イエスキリストの様に死んでしまうのかと、聖書を振り返る。 濡れ衣と思える誤診で、理不尽な理由で、鍵付きの部屋に監禁拘束された時の事を鮮明に思い出す。 心身共に、全く安心安楽とは言えない環境の中で、3日間過ごしたのだから、心的外傷を負って当然だと思う。 涙って枯れることはない。 どんなに悲しんでも苦しんでも怒っても、事態は何も変わらない。 私は統合失調症ではないと主張しても、事態は何も変わらない。 入院から5日目。 統合失調症の患者さんから、「また、拘束部屋に入れられない様に、おとなしくしておいた方がいいよ。」とアドバイスをもらった。 職業柄、躁鬱や統合失調症、認知症等の疾患で、妄想の強い方のケアに携わる事があった。 本人の思いと現実にズレがあるが、本人にとっては現実であり妄想だとは思っていない。 なので、自分は精神病だとは理解出来ていないクライアントもいる。 そんな事を思い出しながら、じゃあ私もそうなのかな? いやそうじゃなくて、家庭不和による濡れ衣の偽りの病名? だとしたら、私、詐欺? いや違う違う! ややこしい…。 あった事実と自分の思いを主治医に話せば、「そんなこと言ってるから統合失調症って言われる。」となかなか聴き入れては貰えない。 やっぱりここは時間経過で、おとなしくしてた方がいいんだなと、それらしく努めた。 ある日、食堂で、車椅子に座った患者さんが、「誰か、〇〇して〜」と大きな声で叫ばれていた。 無意識なんだろう、私は、その患者さんの隣りに座って「どうされました?」と話し込んでいた。 後になって、若い女性の患者さんから、「坂田さん、すごいな、よく相手できるよなぁ。」と感心された。 ん?ふつう患者さんの要望は聞かないの?だって、困ってるのに、ほっとけないよ…。 誰かの為に最善を尽くす事を喜びとしていたが、結果、自分の置かれた身は、どうする事もできないと、精神科病棟での物語りのスタートとなった。  まだまだ続く…

邪念と上手く付き合う

 邪念を抱いたり… 邪念について考えたり… 邪念を忘れたり… 邪念は、私にとって体調不良を引き起こす余計な考えと認識している。 思考がまとまらなかったり、身体が緊張状態だったり、そんな時間が長く続くことは避けたい。 生まれ育った環境の中で、空や大地や海を見て、嫌なこと辛いこと悲しいことなどのマイナスの感情と向き合った。 綺麗な空と星、波の音、小鳥や虫の声、可愛い草花が、子供の私の邪念を良いモノに変えてくれたのだろう。 今夜は、白檀の香りと般若心経を聞きながら、心を整える。 明日を笑顔で迎えるために…

あのね、今日ね

 仕事が終わって帰宅して玄関を開けたら たいちゃん、さくちゃんって呼ぶの だけど、さくらはいない たいがは、おじいちゃんにゃんこになって ママのベットで寝てることが多い 子供が小さい頃は仕事であった 嬉しかったことや楽しかったこと 感動したことを話した 夫が帰宅すれば ちょっとほろ酔いな気分でお疲れさま 「今日は仕事どうだった?」なんて 畑違いの世間話が楽しかったな 今夜は、お一人様ディナー (リメイクひとりめしとも言う)で お蕎麦とワインをいただきながら… あのね、今日ね お薬のダブルチェックで 錠剤に書かれたアルファベットや数字が 見えない? 一緒に働いているナースが ルーペを用意してくれたの 子供の頃に視力のことで嫌な思いもしたけど 今、気遣ってくれる仲間が側にいてくれて とっても嬉しかったんだ それとね、、、、 頬にあたたかな雫がつたっている

どんぐりの木

大手術を乗り越え、リハビリを頑張り、在宅介護の生活が始まった。 縁側から広大な野原が見える部屋に、母の介護用品を揃えた。 「お母さん、あのどんぐりの木、大きくなったね。」 「永遠と散歩で見つけて、草刈りで切られるところ、頼んで残してもらったんよ。」 実家の縁側から見える原っぱの中央に、たった1本のどんぐりの木がある。 そこが私の自慢の故郷である。 どんぐりの木は、そんなに珍しいものではないが、草の背丈と同じくらいから成長を見て来ていると、帰省する度に子供の成長の様に嬉しく、見る度に写真に収めた。 広い原っぱで、永遠と散歩をした。 四季折々の野花も咲き、嬉しくてこれもまた写真に残したり、一輪挿しや押し花にした。 草がどんどん成長するのを見て、ここで山羊を飼えば草刈りをしなくてもいいのかなぁ… 牧場の広場にして、お店作って、民泊が出来るようにしたら、関東や関西からお客様が来てくれるかなぁ…。 だったら、体験学習はやっぱり国際交流かな✨ なんて考えていると、これもまた楽しくなった。 「お母さん、今夜は何が食べたい?明日は、ディサービスがあるよ。」 「かのんが好きな物でいいわ。お父さんは、何だっていいんじゃ。」 看取り介護生活は辛かったけど、母とのたわいもない会話や、恵まれた環境の中で、自分のやりたい事をイメージしていると、楽しくも嬉しくも元気で過ごせた。 今夜は、いいちこにするかな…

人生のレシピ

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  「ことえちゃん手伝って〜」 キャンパスノートに書き綴る鉛筆を置き、階段を降りた。 「何してたの?」 「ん?小説 … 」 「お母さん忙しいから手伝って。」 子供の頃から物語りや詩を描く事が好きで、随筆クラブで活動する事もあった。 ユーモアのある国語の先生から指導を受ける時間は、心地良く楽しかった。 「琴絵さん、文章はダラダラ長く書けばいいってもんじゃない。伝えたい事を簡潔に、起承転結で書いてみて。」 自分が書いた詩や標語、小説が表彰されたり、新聞に載ったりすれば励みにもなった。 いつか自分が描いたストーリーが映画になればいいなと時間があればメモに残した。 その瞬間の出来事や感情は、時間と共に消え薄れる。 良い事も悪い事も嬉しい事も恥ずかしい事も何もかも事実を記録に残した。 嫌な記憶はプラスになる様にストーリーを変えた。 園児の頃からメガネをかけての生活で、男の子にメガネザルと言われ馬鹿にされた。 子供ながらに、そんな嫌なことを言う仲間のそばにいたくなくて、ひとり遊びをする様になった。 「メガネザル、メガネザルが来た、ギョロ目、ケント・デリカットや。」そんな言葉は、思春期に入ってもトラウマとなっていた。 字が見えにくくて、勉強に集中出来ないのに、メガネが嫌でメガネを掛けずに学校へ行った。 克服する為に、手伝いをして小遣いを貯めて、コンタクトレンズを買った。 大人になれば、 " 目が大きく見える方がいいじゃん " と考える様になった。 TPOに合わせて眼鏡を作りファッションのひとつに取り入れた。 今では、メガネはお気に入りのアクセサリー ♡ 優秀な姉と比較され、周りの大人からは常々低い評価をされながら育った。 そんな環境にいる自分が嫌で、ダメ出しされる度に、ポジティブフィードバックを自分自身に繰り返し伝えた。 誰かに指示をされる訳でもなく、自分で選んだ道は、決して楽でも贅沢でもないかもしれない。 そんなとき母はいつも褒めてくれた。 琴絵ちゃんはがんばってる、お母さん嬉しいと。 母の応援してくれた時を思い返し、穏やかな良い環境は付いて回っていると常々思っている。 意識して、安全安心な環境を選んでいれば、自然と幸福な時間へと繋がるのだと実感している。 生まれ育った環境や選んだ道で、今の自分という人格が出来上がったのだろう。 子供の頃に居心地の良い仲間と...