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いっしょにあそぼう
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投稿者:
にゃんこ
喃語から「いっしょにあそぶ。」と、意志を伝えることが出来る様になった諭吉。 ハイハイしてた諭吉は、踏み台を使って洗面台で手洗いをしている。 「諭吉くん、だぁれぇだ。」 「しらない。」 イヤイヤ期で、ストレスを抱えながらもひとりできちんと手洗いをしている諭吉が愛おしい。 「いっしょに、手を洗わせて。」 「ビチャビチャ。」 水道の蛇口から出る人肌の流水に手を伸ばし、何度も何度も小さな手を丹念に流している。この世に生を享けてから一年程で、小さな体と心で大きな大人を相手に上手に会話をしている。 「今日は、何して遊ぼうかな。」 「トーマスであそぶ。」 車のステーションに列車が走る。 私の知らない世界観を諭吉はいつも教えてくれる。 「せんせい、ねんどしよう。」 お姉ちゃんの華絵と、砂粘土でデコレーションを楽しむ。 諭吉が「いっしょにねんどする。」 いつもお姉ちゃんの行動を見て、同じ時間を過ごす。 「かーしーてー。」 「一緒に仲良く遊ぼうね。」 「せんせい、ハッピーバースデイ。」 華絵は、バースデイケーキを作っている。 「おしまいにする。」 「諭吉くん、絵本見ようか。何にしようかな。」 「華絵も見る。」 お膝に抱っこ。 「せんせい、もういっかいよんで。」 「ゆきちくんもだっこする。アンパンにする。」 「ゆりかごして〜。」 抱っこして、温もりを感じながら子守唄を歌ってゆらゆらしてると、養育者も穏やかな時間が過ごせるんですよ。
介護日誌③
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投稿者:
にゃんこ
2014年1月11日 晴れ 母が腓骨骨折の手術をしてから4日目の朝を迎えた。外は冬空の晴天で寒さが身に染みる。 雑種犬の永遠は、ご機嫌に尻尾を振って私の顔を見ている。 「永遠、お散歩行こう。」 犬の飼育に慣れていない私は、自分が散歩させられているみたいだった。これから、そんな永遠が、私の良き聞き役となってくれるとは、思いもしなかった。 父と母との生活空間は、正直どんよりとしていて、居心地が悪かった。私が母の看病や父の見守りで実家を生活の拠点とするに当たり、まずはそのどんよりを無くしたかった。最愛の家族と離れて、この居心地の悪い空間で、自分のメンタルの維持をして行くことが不安であった。 石油ストーブで暖を取り、気になる家事をこなした。冷蔵庫の中を掃除し、洗濯槽の漂白をした。 父は、今日は外出しないとLEXUSのメンテナンスをしている。海外赴任中の弟の車を管理している。それから、母が大切に育てている庭の花や木に水を与えている。 2人で、夕べのすき焼きをうどんにして昼食とした。 「お父さん、買い物行ってくるから。」 「行っちょいで。」 エースに食材の買い出しに行く。 地元住民達が集いの場としていたD&Dは、本当に閉店している。新聞記事によると、国東地区では、ディスカウントストアの先駆け的存在で、2002年2月期には約13億6千万円を売り上げていたが、近年、大手ドラッグストアやホームセンターの進出などで競争が激化し、売り上げが落ち込んでいたとある。 買い物から帰宅すると、シンクに入ったままの食器を姉が片付けてくれていた。 姉と2人で母の待つ病院へ行く。 病床でTVを見ていた母は、今日と明日はリハビリがお休みだと話す。 手術の後の傷はフリーで、疼痛コントロールにモーラステープを貼っている。シーネ固定は1週間くらいとのこと。 相変わらず、母のトークは面白い。病床で少しICU症候群?とも思われたが、その場が和んでいたので良しとした。 実家に戻った私は、とり天や野菜やきのこの天ぷらを作った。 21時30分、父は動悸がすると私に訴える。右橈骨動脈をそっと触れ、「お父さん、どうもないよ。疲れてるから早く休んだら。」 父は、自室へ行き休んだ。 iPhoneから、娘たちに電話をした。 「お母さん、今日はお父さんとのんちゃんとモリタウンに行って、パパにピアス買ってもらった。それから...
雑念と無心から感動が生まれる
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投稿者:
にゃんこ
パステル画 おひさま ストレスや疲労から雑念がわき、無心になろうと好きなことだけに集中する時間がある。 マイホームで過ごす娯楽の一つに、映画鑑賞があり、中でもミュージカルを好んで観ることが多い。 劇団四季のCATSを何度か劇場に観に行き、機会があればまた観たいと思うほど、飽きないストーリー。 Amazon primeの中にあり、"あっ、キャッツだ、映画観に行けなかったな。"と、再生▶︎ボタンを押した。 満月の夜 ジェルクルキャッツ(人間に飼い慣らされることを拒否して、逆境に負けず、ライフスタイルを謳歌する強靭な思想と、無限の個性と行動力を持つ猫)の住む街に、袋に入った子猫が捨てられる。 名前はヴィクトリア。ジェルクルキャッツ達の縄張りに入ってきたことで、「怖じけずに咬みつけるか、胸を張れるか、道に迷っても進めるか、天上への道は知っているか。」と歌いながら問われるシーンから始まる。 その後、子猫のヴィクトリアは、ズタズタでボロの毛皮をまとった娼婦猫グリザベラと出会う。 他の猫達に、スターだったグリザベラは「汚い猫。華やかで輝いていた魅力的だった猫とは…。」と罵られ涙を流す。 ジェルクルキャッツ24匹にドラマがあり、ラストシーンは、「温もりを知らないわたし」と言った子猫のヴィクトリアが、自信を無くした娼婦猫グリザベラを導き、仲間の前で♪メモリー♪を歌ってと言う。 長老猫のデュトロノミーがグリザベラに「天上へ行くのはあなたよ」 グリザベラは「ありがとう」 ヴィクトリアが「独りで迷わないで」と話す。 最後に、長老のデュトロノミーが「猫はよく仕事をしてよく遊ぶ。」と言った。 人間もその方が、華やかで、輝いていて、魅力的になれるんだよな、、、。なんてつぶやきながら、何度見ても感動の物語りでした。
介護日誌②
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にゃんこ
2014年1月10日 晴れのち曇ちらほら雪 今日は、のんちゃんの小学校のあいさつ運動の日。とてもじゃないけど、昭島市まで帰れないからお休みの連絡をした。子供の学校行事に出れないと憂うつになる。 夫が、身の回りの生活用品を宅急便で送ってくれた。ありがとう。 父は元気よく、リハビリに行くと出掛けて行った。その間に家事をこなす。 息切れしながら帰宅した父の両手には、ディスカウントスーパーの商品が入った袋が重そう。 「D&Dが半額しちょったんじゃ。お母さんコーヒーが好きじゃろ。買おうと思うたけど、人がよぉけで行きこなさんかったんじゃ。」レシートをお母さんに渡す様にと預かった。一生懸命に頑張っている父の様子を見ていると、感動と嬉しさで私もついつい頑張っていた。 「お父さんお昼ごはんは、チャーハンでいい?」冷蔵庫にあった、はんぺんとピーマン、しそでチャーハンを作り、父と一緒に昼食を摂った その後、病院で待つ母の元へ行き報告をした。 母に父の様子を話すと嬉しそうに、そして大笑いしていた。そんな母の笑顔を見る為に父と母の架け橋をしていたのだ。 「ことえちゃん、今日は車椅子に乗る練習をしてね、リハビリの先生はね…」 「お母さん、寝たきりになってる暇ないね。」 洗濯物を片手に実家に戻った私は、お夕飯の支度をした。父と姉と3人ですき焼きを囲み、父はとても穏やかな表情で時を過ごした。 その夜は疲れ果てて、入浴もせずに就寝とした。 介護日誌の最後には、良かった!花まるです。と書かれている。
アルバイトから得られること
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投稿者:
にゃんこ
ナースの仕事が好きなのに、出来ない時期がありました。母の看病や介護で定職に就けず、だけど生活費や子供の養育費はなくなりません。そんな時、少しでも空いた時間を活用して、いつでもいいからと雇ってくださったオーナーさんがいました。本当に感謝しています。 大分国東寿司 海六呼 観光ホテル 梅園の里 アルバイトでお給料を頂くだけではなく、そこで働く方々と協力して、おもてなしが出来た事が何よりの醍醐味でした。また、ご当地の新鮮な食材を使ったまかないは、何とも言い難いご褒美だと思っていました。 私の生まれた育った国東市は、誇れる自慢の観光地です。 現在の住まい京都でも、諸事情によりアルバイトをして参りましたが、そこで、世界遺産の地のおもてなしを教えていただきました。 松本旅館 リーガロイヤルホテル京都 関係者の皆様、ありがとうございました。