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母と子の夢

 どんぐりの木が大きく育った。 母が、どんぐりの苗木を「切らんといて」と大切に見守った。 帰省する度に、どんぐりの木が大きく育っていった。 嬉しくて帰省する度に写真に残した。 どんぐりの木が育つ草原は、草花も四季折々に開花し、私の情緒を楽しませてくれた。 草が元気よく育てば、ここでペーターやハイジの世界の様に、山羊が飼えたらいいなと思った。 余命宣告された母が、自宅に帰る事ができて、縁側から三毛猫のさくらと草原を眺め、どんぐりの木の成長を喜んでいる光景が忘れられない。 介護帰省で、東京から一緒にフライトした愛猫の大我とさくらは、国東の母の側で過ごしている。 介護で家族が離れて生活しているけれど、介護を視野に入れて、故郷で家族と新しい生活が出来る様に、思案したり構想をした。 草原にやぎがいるって、現実離れしているかもしれないけど、日常にそんな光景があってもおかしくはないし、それをプランニングにすればいい。 思い描くアトリエは、将来の自分像である。 高台に建てられたマイホームからは、海の見える草原があって、広い草原に馬や山羊が優雅に過ごしている。 思い描いた画像に向かって歩けば、夢は叶うのだろうか・・・ 執筆者:坂田琴絵

食育の強み

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昨日、夜勤明けで、間違えを正しに行った。 インターネット犯罪の真実を知ってもらう為に、京都で独居生活をし続けている。 庇い合いの人情が、重犯罪を長引かせている。 身分証明の重要証書が、悪用されている。 再交付、時間や費用のロスが私の精神を蝕む。 日々、疲れた肉体と精神とを労うことが出来るのは自分しかいない。 娯楽のバイクに跨り、淀川を眺め走った。 そんな時間が一番安楽だ。 ひとり飯を作り続け、今夜はお金を払って夕食を頂いた。 育った環境で食べ慣れた食材で安堵し、共に学ぶ仲間と食べた食材を懐かしむ。 故郷の学友が、弁当の一品を美味しいからと私の弁当箱の蓋に乗せてくれた。 猪のテリー焼きや鹿肉だ。 仕出し弁当に生の海鮮が入っているのは当然の技である。 鴨肉の吸い物は、作って食べて当たり前の一品である。 そんな環境で育った。 住む環境が違えば食育は変わるだろうが、食べて育った基本の食生活は何も変わらない。 食べる物で、人は元気になったり弱ったりする。 さぁ、明日も夜勤業務、頑張ろう。 執筆者:坂田琴絵

勘違いの愛情

誰も待ってはいなかったのです。 水槽の魚を眺めながら、ブランデーの入ったグラスを口に運んだ。 華ちゃんはもうとっくに寝てしまい、側でじょじょが眠そうな顔して私の顔を見ている。 明日も仕事、慣れた症例のオペだから、予習はサボってもいいかな、、、なんて夜更かし。 ごめんなさい、ラパアッペのクライアントさん。 ミッキーマウスプラティが、ネオンテトラを追いかけていじめてるの。 ねぇ、辞めてよ、ケンカしないで。 大阪の健康管理センターの仕事仲間から、譲り受けたゴールデンハムスターの"あっちちゃん"と"こっちちゃん"は、猫の"じょじょ"と仲良し。 じょじょに突進したり、登ったり降りたり、潜ったりして、じょじょったら知らん顔しながら、かまってるところが何とも可愛いらしい。 あっと言う間に2時間が過ぎて、あらっ、もうこんな時間。 あっちちゃんとこっちちゃんは、お家に帰りましょ。 じょーくんは、ママと一緒に寝よう。 今夜、サングリアの入ったワイングラスを片手に、昔を懐かしく思い出し、同じ釜の飯を食う仲間や、恩師となった先生方とのエピソードを楽しんでいました。 執筆者:坂田琴絵

死の欲求

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 戦争で人が人を殺し合う時代があった。 敵国の兵士を殺すなら、自害を選んだ。 帰路の白夜で回想される、戦争での敵国の兵士は、バーチャルな世界の話しに過ぎない。 荒々しいドライバーの風貌と、街路樹の夜景とが交差しながら現実を物語る。 人は本来、平穏な世界を生活を望むものです。 洗脳された兵士が、お国の為にと、敵国の兵士を殺した。 私は、人の命を助ける道を選んだ。 今、日本は他国との戦争はありませんが、戦争を思わせる犯罪は終わらない。 平気で、他者を傷つけたり殺したりする。 死の欲求で、死にたい、殺したい、殺されたいは、どれも平穏な精神とは言えません。 戦争、戦い、争い、喧嘩、いじめ、嫌がらせ、派閥、どれも今もなお終わらない社会問題です。 人が穏やかに生活出来たら、携わる人が幸せでいてくれたら嬉しいと思うのです。 平穏な生活を奪ったのは誰? 殺害しようと用意したサバイバルナイフを持ち歩いき、辛くて自害する事になったクライアント。 誰も知らんぷりだったんだよね。 執筆者:坂田琴絵

優しい日

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♫ALONE AGAIN  ギルバートオサリバンさんの歌声が心地よく感じる時間を過ごしています。 ダーリンとよく聴いたかな? 今日は日勤業務でしたから、作り置きをアレンジして、本日の体調に合わせて朝食(カレーうどんでした)を作っていただきました。 ランチ弁当は、食品ロス重視の食材で作りました。 現在、京都で介護の現場で働いています。 渡辺淳一先生のお陰で、私は年長者様と過ごす時間がとっても楽しいです。 年長者様同士が、励まし合っている会話の中に 「おじいちゃん」「おばあちゃん」って呼び合ってる場面があって、ほっこりします。 年長者様は、毎日私に沢山の事を教えて下さいます。 そうやって年を重ねています。 定時に仕事を終えて、帰路、スポーツクラブで筋トレをしました。 アクティブな時間を過ごしていると邪念が消えます。 活動の後は、爽快感が得られます。 帰路のバスの中は、音楽や朗読を聴いたり、動画を見て過ごしています。 つい寝てしまう事も・・・いつもかな? 自宅は巨大な集合マンションですから、自宅に近いバス停と、集合ポストがあるエントランスに近いバス停に距離があります。 郵便物や宅配便を受け取りたい時は、下車する場所が違います。 バス停を降りたら、夜空が綺麗だなって思いました。 そう思った時は写真を撮っています。 私が撮った写真を父と母が喜んでくれました。 タイムリーで届いた写真を見ては、「ことちゃん、写真が届いたで。」と、父が電話をしてきてくれました。 母が「綺麗ね。」って喜んでくれました。 たった一枚の写真を、誰かが楽しみにしてくれていたり、喜んでくれたりすると、嬉しくて。 ずっとずっと写真を撮り続けています。 夕食は遅くなりましたから、大根と小松菜をミキサーにかけて、エノキとお豆腐のミニ鍋にしました。 梅干しと青じそをトッピングしましたら、さっぱりと美味しくて、胃が辛くないと言っていました。 夜遅くに味の濃い物や油っこい物をいただくと、消化にパワーを使いますから夜間ゆっくり休めません。 北海道で大学生をしている娘から、ハーブティーが届きました。 嬉しくて嬉しくて、日記に残そうと思いました。 のんちゃん、ありがとう🤍 ママより 執筆者:坂田琴絵

ローズが香るいざない

今夜あなたは どうしていますか? 家族と離れ離れになったご婦人が、「ここはどこ?怖い、独りは淋しい。」と言ったの。 そんな気持ちの時って、夜になったからって、安眠できるわけなくて・・・ これまでのパーソナル空間から、慣れない空間で見知らぬ人達に囲まれているんだもの。 「今夜は私が側にいますから、安心しておやすみください。」 「このお写真はご主人様ですか?ダーリンが側にいますから安心ですね。一緒に眠りましょう。」 「ご主人様が『ワイフと一緒に過ごせて嬉しい』って言ってますよ。」 微笑「あらっ、そう?」 お部屋に飾られたディスプレイも、ハーブが香る空間も、おもてなしの技なのです。 私は、そんな時間を過ごしています。 選んだ道が、キリストが十字架に磔刑(はりつけ)になるまでに歩いた道の様に、辛い道であったとしても、救い主が、仲間が、お客様が、私の選んだ道をナビゲーションしてくれているのです。 感謝の気持ちを繰り返し、疲れた身体を労わる時間は、心の洗浄をしています。 ワイングラスに赤ワインを注ぎ、私の身体を満たす葡萄酒が、情緒を育て整った感情の抑揚としてくれるのです。 皮付きのスライスされたりんごを噛んでいると、薔薇の香りがするのですよ。 おやすみなさい。 大切な人へ 執筆者:坂田琴絵

密売組織

「 彼が仮出所してきてる。楽になる薬があったら教えて欲しい。」 歌舞伎町で、若い子がそんな話しをしてたな。 「ママ、次の引率、八王子なんだよね。朝、間に合う?」 「7時集合だよ、佐倉からじゃ間に合わないから、新宿の雑魚寝ホテルに前泊するよ。4,000円くらいで泊まれるから、まぁいいか。」 本音は連泊のハードな仕事の前夜くらい、暖かい布団で静かに休みたい。だけど学費も生活費も稼がなくちゃ、、、。」 変わり者なのか?物好きなのか? あまり苦にもせず。 どんな環境でも、仕事を安請合いしているのだろうか? そんなこんなで、"何でもやります喜んで"のルーチンワークで出来上がった人格なのでしょう。 「薬、使ってるでしょ…。判断、間違えるし、薬切れたら、自分がしんどいでしょ。」 「いろいろありまして、、、。」 「薬から離脱する時、幻聴や幻覚、不安や嫌な気持ちになるから、早めに心療内科受診して。薬に頼らなくても、楽に過ごせる方法は沢山あるから。」 それから・・・ 「先生が親身になって話しを聞いてくれて、今は、薬に頼らなくても仕事に行けてる。ありがとう。」 「良かった嬉しい、みんなどうしてるかな?」 辛い事があった時、楽になれる薬があったら頼りたくなるよね。 それもありだけど、営利目的での薬物乱用はお勧めしませんね。 執筆者:坂田琴絵