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死の欲求

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 戦争で人が人を殺し合う時代があった。 敵国の兵士を殺すなら、自害を選んだ。 帰路の白夜で回想される、戦争での敵国の兵士は、バーチャルな世界の話しに過ぎない。 荒々しいドライバーの風貌と、街路樹の夜景とが交差しながら現実を物語る。 人は本来、平穏な世界を生活を望むものです。 洗脳された兵士が、お国の為にと、敵国の兵士を殺した。 私は、人の命を助ける道を選んだ。 今、日本は他国との戦争はありませんが、戦争を思わせる犯罪は終わらない。 平気で、他者を傷つけたり殺したりする。 死の欲求で、死にたい、殺したい、殺されたいは、どれも平穏な精神とは言えません。 戦争、戦い、争い、喧嘩、いじめ、嫌がらせ、派閥、どれも今もなお終わらない社会問題です。 人が穏やかに生活出来たら、携わる人が幸せでいてくれたら嬉しいと思うのです。 平穏な生活を奪ったのは誰? 殺害しようと用意したサバイバルナイフを持ち歩いき、辛くて自害する事になったクライアント。 誰も知らんぷりだったんだよね。 執筆者:坂田琴絵

優しい日

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♫ALONE AGAIN  ギルバートオサリバンさんの歌声が心地よく感じる時間を過ごしています。 ダーリンとよく聴いたかな? 今日は日勤業務でしたから、作り置きをアレンジして、本日の体調に合わせて朝食(カレーうどんでした)を作っていただきました。 ランチ弁当は、食品ロス重視の食材で作りました。 現在、京都で介護の現場で働いています。 渡辺淳一先生のお陰で、私は年長者様と過ごす時間がとっても楽しいです。 年長者様同士が、励まし合っている会話の中に 「おじいちゃん」「おばあちゃん」って呼び合ってる場面があって、ほっこりします。 年長者様は、毎日私に沢山の事を教えて下さいます。 そうやって年を重ねています。 定時に仕事を終えて、帰路、スポーツクラブで筋トレをしました。 アクティブな時間を過ごしていると邪念が消えます。 活動の後は、爽快感が得られます。 帰路のバスの中は、音楽や朗読を聴いたり、動画を見て過ごしています。 つい寝てしまう事も・・・いつもかな? 自宅は巨大な集合マンションですから、自宅に近いバス停と、集合ポストがあるエントランスに近いバス停に距離があります。 郵便物や宅配便を受け取りたい時は、下車する場所が違います。 バス停を降りたら、夜空が綺麗だなって思いました。 そう思った時は写真を撮っています。 私が撮った写真を父と母が喜んでくれました。 タイムリーで届いた写真を見ては、「ことちゃん、写真が届いたで。」と、父が電話をしてきてくれました。 母が「綺麗ね。」って喜んでくれました。 たった一枚の写真を、誰かが楽しみにしてくれていたり、喜んでくれたりすると、嬉しくて。 ずっとずっと写真を撮り続けています。 夕食は遅くなりましたから、大根と小松菜をミキサーにかけて、エノキとお豆腐のミニ鍋にしました。 梅干しと青じそをトッピングしましたら、さっぱりと美味しくて、胃が辛くないと言っていました。 夜遅くに味の濃い物や油っこい物をいただくと、消化にパワーを使いますから夜間ゆっくり休めません。 北海道で大学生をしている娘から、ハーブティーが届きました。 嬉しくて嬉しくて、日記に残そうと思いました。 のんちゃん、ありがとう🤍 ママより 執筆者:坂田琴絵

ローズが香るいざない

今夜あなたは どうしていますか? 家族と離れ離れになったご婦人が、「ここはどこ?怖い、独りは淋しい。」と言ったの。 そんな気持ちの時って、夜になったからって、安眠できるわけなくて・・・ これまでのパーソナル空間から、慣れない空間で見知らぬ人達に囲まれているんだもの。 「今夜は私が側にいますから、安心しておやすみください。」 「このお写真はご主人様ですか?ダーリンが側にいますから安心ですね。一緒に眠りましょう。」 「ご主人様が『ワイフと一緒に過ごせて嬉しい』って言ってますよ。」 微笑「あらっ、そう?」 お部屋に飾られたディスプレイも、ハーブが香る空間も、おもてなしの技なのです。 私は、そんな時間を過ごしています。 選んだ道が、キリストが十字架に磔刑(はりつけ)になるまでに歩いた道の様に、辛い道であったとしても、救い主が、仲間が、お客様が、私の選んだ道をナビゲーションしてくれているのです。 感謝の気持ちを繰り返し、疲れた身体を労わる時間は、心の洗浄をしています。 ワイングラスに赤ワインを注ぎ、私の身体を満たす葡萄酒が、情緒を育て整った感情の抑揚としてくれるのです。 皮付きのスライスされたりんごを噛んでいると、薔薇の香りがするのですよ。 おやすみなさい。 大切な人へ 執筆者:坂田琴絵

密売組織

「 彼が仮出所してきてる。楽になる薬があったら教えて欲しい。」 歌舞伎町で、若い子がそんな話しをしてたな。 「ママ、次の引率、八王子なんだよね。朝、間に合う?」 「7時集合だよ、佐倉からじゃ間に合わないから、新宿の雑魚寝ホテルに前泊するよ。4,000円くらいで泊まれるから、まぁいいか。」 本音は連泊のハードな仕事の前夜くらい、暖かい布団で静かに休みたい。だけど学費も生活費も稼がなくちゃ、、、。」 変わり者なのか?物好きなのか? あまり苦にもせず。 どんな環境でも、仕事を安請合いしているのだろうか? そんなこんなで、"何でもやります喜んで"のルーチンワークで出来上がった人格なのでしょう。 「薬、使ってるでしょ…。判断、間違えるし、薬切れたら、自分がしんどいでしょ。」 「いろいろありまして、、、。」 「薬から離脱する時、幻聴や幻覚、不安や嫌な気持ちになるから、早めに心療内科受診して。薬に頼らなくても、楽に過ごせる方法は沢山あるから。」 それから・・・ 「先生が親身になって話しを聞いてくれて、今は、薬に頼らなくても仕事に行けてる。ありがとう。」 「良かった嬉しい、みんなどうしてるかな?」 辛い事があった時、楽になれる薬があったら頼りたくなるよね。 それもありだけど、営利目的での薬物乱用はお勧めしませんね。 執筆者:坂田琴絵

シナリオの行方

 あの案件、被害を被ったクライアントの統合。 予定通り進んでる。 業界ナンバーワン作戦でしょ。 現場にいてフォーカスチャーティング。 オフィスでデスクワークだけじゃナンバーワンにはなれない。 私の良きに計らえとは、やる気のある小がたくさん集まればやる気の大となる。 やる気の人材と企業の統合で、理想とした事業が始まる。 やる気の人材を採用して事業計画してたんだ。 お父さんとお母さんが他界した。 予期せぬ死、望まない死。 祖父と父は、私の成績の事を気にしてくれて、焼酎を飲みながらいつも助言してくれた。 母は、芸は身を助けると細かく所作を教えてくれた。 そんな育ちだから、こんなライフビジョンなのかな? 人身売買って言われても仕方がない? 頭と身体を使ってのスキルだもの。 「あの子、勉強できない、成績悪い。」 「あの人、いくら教えても仕事、出来ない。」 なんて、自分はまるで有能であるかの様に威張っている人がいる。 最初は誰しもわからないしできない。 安心と安全が確保出来る良い環境で学んで、繰り返しトレーニングすればいつか必ずできる様になる。 勉強も仕事も。 私がよく思っている事で、 "自分の好きなことを仕事にできてすごくラッキーだと思っています。" を英語でスピーチして書いてと言われたら、、、 最初は上手くスピーチできないし書けないけど、何度も読んだり書いたりしてたら、、、 スピーチも筆記もすらすら出来る様になるんだよね。 "I feel really lucky to be able to do what I love for a living  " 執筆者:坂田琴絵

灯台の立つ岬で

 瀬戸内の海面は、太陽の光に照らされてキラキラと緩やかに波打っている。 ウミネコ達の大きな声量は、離れた展望台まで届いている。 ホバークラフトの滑走路に隣接している灯台が、秘密基地だった。 一号空港緑地から見渡せる景観が好きで、時間があれば立ち寄った。 この空港から旅立つ飛行機が、羽田や伊丹まであっと言う間に運んでくれる。 ANAやJALがメインだった時代から、格安航空機が導入され、成田や関空への乗入れも当たり前の時代となった。 最寄り駅に電車や新幹線はないけれど、時短で使えるホバークラフトや飛行機が近くにあった。 私は、そんな環境で育った。 京都へ進学してはじめて帰省した夏の暑い日。 空港はご近所の散歩コース感覚でいた私は、ミュールで帰省した。 母が、「あら、琴絵ちゃんスニーカーはないの?お母さんが買ってあげるから買い物に行こう。」とニューバランスのスニーカーを買ってくれた事を覚えている。 18歳まで育った環境の中で、空港は生活の一部でもあった。 格安航空機の利用で、"飛行機代って高い"という認識が変わり、安くて便利と変換された。 だからこそ、東京で仕事をしながらも、大分の実家で介護ができたのだろう。 相当な体力と気力も必要だったから、移動中の飛行機の中はいつも爆睡でしたけど。。。 介護の合間の息抜きのデートも、心浮かれるものとなりけり。 「パパ、成田に着いたよ。明日から教育旅行の引率なの。トウズでお買い物して帰るね。一緒にごはん食べよう。」 執筆者:坂田琴絵

心の治療

 リラクゼーションルームで過ごす時間は、身体を横たえることが目的である。 書棚に並んだ書物を読むわけでも、備え付けのTVを見るわけでもない。 持ち込みのデバイス関連の作業や閲覧も後回しとなる。 電子書籍のナレーターの声が、今の私にちょうどよい。 現実と過去と未来とが、行ったり来たりしながら頭の中を巡る。 私はいったい京都でひとり何をしているのだろう? 52歳という大人になった自分は、娘達の巣立ちの日を送り出し、最愛なる人と余暇を楽しむはずだった。 訳あって、東京で家族がバラバラになった。 訳あって、京都で生活することになった。 また、家族みんなで一緒に暮らせるマイホームがあればいいと購入した。 短い期間、家族4人が共に生活することができた。 マイナスとマイナスの磁石が反発して離れて行くかのごとく、家族はくっ付き合うことなく離れ離れになった。 ひとり空想の世界に浸る時間、余暇の時間は最愛なる人と趣味の映画を見たり、旅行に行ったりしている。 私が気ままに作る料理を、文句ひとつ言わずになんでも「美味しい美味しい」って、喜んで食べてくれる様子が回想される。 毎日毎日、こんなはずじゃなかったって悔しく思う。 田舎から京都へ進学して、東京で周りの求める学歴がなくて、周りの人達にバカにされる事も沢山あった。 バカにされない様に努力して努力して、何でもやりますと頑張った結果が、今の自分なのだ。 罵詈雑言が繰り返された日々を思えば、今は平穏なのかも知れない。 家族一緒に団欒ができたらいいなと用意したマイホームは、フラッシュバックの館に化した。 繰り返される家荒らしに苦悩する日々、、、ゴーストの世界ならいいのに、、、。 マイホームはリラクゼーションルームだと語ったのは理想なんだ。 悲しい性、"傷んだ心は湯治場で治療せよ"は、故郷の別府で教わった技なのだろう。 執筆者:坂田琴絵