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アクティビティの力

 私の仕事は「まごころ、おもてなし、お手伝い」をモットーとしている。紆余曲折はあるけれど信念は変わらない。 娘達は、 " それをお節介という " とか、 " 人のいいおばさん " などと言いたい放題の時期もあったが、そんな母を見て育った娘達も私と同じ道を歩いている。 そんなライフスタイルで、多くの方々に接する機会が多い為か、休養日はひとり気ままに過ごすことが多い。 明日は終日フリー。お天気が良さそう。山に行こうかな …  海に行こうかな …  どこのジオパークに行こうかな、国立公園も行きたいな。なんて考えていると楽しくなる。   沓掛 I.C. から京都北部に向かって走る。移り行く景色は色鮮やかで、コバルトブルーの空にグラデーションのかかった雲を背景に色付いた山々が聳え立つ。まるで3Dの画像を観ているようだ。 猛暑の日からあっと言う間に、グリップヒーターを握る手が暖かく感じられる季節となった。1時間程、走った所で休憩。立ち寄ったショップで産直の柚子を購入し、リュックにしまった。 ライダー達がバイクを整列させ賑わっている中、サービスエリアを後にする。   「お客さん、少しの時間だったらここに停めてください。お代金はいいですから。」 「ありがとうございます。」   エメラルドグリーンの海面に白波が幾つも立っている。南西の風がサーファー達を活気付けている。 子供の頃、山の景色を眺め、浜辺で波の音を聞き、良く遊んだ。 リュックからランチ用のサンドイッチを取り出し、仲間と遠足に行った事を思い出す。 故郷は、何処なんだろう。

身分を明かしてはいけない

クライアント  「今、めちゃくちゃイライラしてる。」 「あー緊張する。」 「こんなに変わるんですね。」 検査官 「ご自身で意識してリラックスすることで、変わるんですよ。これからまた意識してみてくださいね。」 LINE 子 「課題が多いから、20時まで学校残って帰ります。」 母 「了解どすえ(スタンプ)」 玄関 「たいちゃん(ペットの大我)、ただいま、ごはん食べようね」 あぁ、疲れた。お夕飯、お蕎麦にしよう。 左隣のテーブル椅子には、愛猫の大我が座っている。 パソコン画面から流れる曲は ”ダイアナ・ロス” ”サラ・ブライトマン” 歌ってると疲れを忘れる。 子 「ただいま」 母 「おはよう」 子 「・・?」 母 「朝、会ってないから。 一緒にこの歌、聞いたよね。  ”瑠璃色の地球” お母さんがコーラスで歌ってたの覚えてる?」 瑠璃色の地球 https://www.youtube.com/watch?v=4ubvzqutbpk  

リスト愛の夢はフジ子・ヘミングで♪

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お母さん、写真撮ってきたよ

 私の名前は ”琴絵”です。 母は私が生まれる時、「古風な名前を付けたかったから、琴絵にしようか、駒子にしようか・・・いろいろ考えたけど、琴絵にしたのよ」って教えてくれた。 母が決めてくれた名前がお気に入りで、はじめて会った方に「素敵なお名前ね」って言っていただけて、名付けてくれた母に感謝している。 「女の子は優しく育ってほしいから、お母さんは”琴絵ちゃん”って呼んで育てる」と聞かされた。 闘病中の母に会いに行くと、「琴絵ちゃん今日は遅かったけど、どうしたの?」と問う母に、「お母さん、ちょっとバイクで由布院まで走ってきた。」「一緒に行った長崎鼻まで走ってきた。」など、報告した。母は、笑顔で「好きね、、、」って、いつも私の話を聴いてくれた。携帯電話のアルバムから「お母さん、今、こんな花がいっぱい咲いてるよ。この花、なんて花?」って、よく母に見てもらった。 今日は快晴。紅葉も見頃。バイクで秋の花と絵画を見に行こう。 印象派のモネやルノアールの絵画が好きで、時間を見つけては見に出掛ける。 オープンした頃からお気に入りな、絵画と花木の庭園が楽しめるミュージアムが比叡山にある。 紅葉で色とりどりな比叡山ドライブウェイを走り、山頂に着くと夢中になる世界がある。 この景色やこの花やこの絵画をお母さんと一緒に見たよね。 「お母さん、今日は秋明菊がたくさん咲いてたよ。」 ガーデンミュージアム比叡   http://www.garden-museum-hiei.co.jp/

監禁拘束

外から施錠される扉。 白壁の部屋に置かれたベットに、外出着のまま横たわる。 ただただ、天井を見つめる目から涙が溢れる。 自由を奪われ、拘束される。 身のまわりにあった物に手が届かなくなる。 窓ガラス越しに丸見えとなった”はばかり” 私は本当のことを話して欲しかった、真実を知って欲しかった、なのに、、、 死にたい。 何度も甲状軟骨を屈曲させた。痛くて苦しくて、手の力が抜ける。 骨折したら本当にしんじゃうのかな。 そんなことしたら、私の家族も仲間達も本当のことを知らず、私を見送ることになる。 くやしい。悲しい。涙はどれだけ出るんだろう、、、 つづく

拘束される日

 夫:『・・・、頭の検査をしてほしい・・・』 妻:病気じゃないのになんでわかってくれないの。車が入った先は・・・  『え?ここ精神科じゃない、行かないから、車から降りないから。』 夫:『頭のCTするだけだから、お願いだから行こう。降りて。』 妻:『・・・』はめられた!   通された場所は、外から鍵を掛けられる監禁部屋だった。 つづく

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