監禁拘束
外から施錠される扉。
白壁の部屋に置かれたベットに、外出着のまま横たわる。
ただただ、天井を見つめる目から涙が溢れる。
自由を奪われ、拘束される。
身のまわりにあった物に手が届かなくなる。
窓ガラス越しに丸見えとなった”はばかり”
私は本当のことを話して欲しかった、真実を知って欲しかった、なのに、、、
死にたい。
何度も甲状軟骨を屈曲させた。痛くて苦しくて、手の力が抜ける。
骨折したら本当にしんじゃうのかな。
そんなことしたら、私の家族も仲間達も本当のことを知らず、私を見送ることになる。
くやしい。悲しい。涙はどれだけ出るんだろう、、、
つづく
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