思うがままに

紫陽花や アガパンサスの花が咲いています。

仲夏の季節になりました。

梅雨で、透き通った空が見られない日が続いています。

今朝、雲の合間から覗いた太陽が、夏らしい日照りとなりました。

スカイブルーの空や、イソップ童話の＂北風と太陽＂に登場する太陽が好きです。

冷たい風が吹いた季節から、人の心を解放してくれる太陽は、時には厳しさをも教えてくれます。

暖かな日差しから、灼熱の日差しと変わり、人体に悪影響を及ぼしてしまいます。

私は子供の頃に、食物アレルギーの診断をされ、卵や乳製品が食べられない時期がありました。

小学生になってから、「アイスクリームやマヨネーズも食べていい。」と医師からお墨付きをいただき、すごく嬉しかった事を覚えています。

だけど、紫外線によるアレルギー反応は、大人になってからも治らなくて、少しの時間紫外線に当たっただけで湿疹ができてしまいます。

夏の暑い日、北風と太陽の童話のように、太陽が私の身を覆った上着を解き放つ事ができたらいいのになって思う時があります。

何度も辞めようと思っていたナースの仕事を続けています。

生活や目的の為に働いています。

我が子の学費と自身の職業訓練に投資中です。

しばらくは、趣味の旅行や乗馬はお休みです。

四季折々の花々を見に行って写真に撮って、母に見てもらう時が嬉しかったです。

遠くまで行かなくても、日常の中に咲く花々を見つけては写真に残しています。

母はもういないけど、私の側に、私の撮った写真を見て喜んでくださる方がいます。

誰かが喜んでくれたらとっても嬉しいです。

変わらぬ日常であっても、その事を念頭においていれば、日常が楽しくなります。

五条通り（国道９号）を何度も往来しています。

その度に甲州街道（国道20号）を走っていると錯覚している事があります。

バスの走行やアナウンスが、小田急バスに乗っていると勘違いしている事があります。

今は新宿方面に向いている？いや東山方面？

八王子に向かってる、いや桂方面に走ってる。

今と昔が混在した日々を送っています。

保育園お迎え行ってから丸正に行こう。

仕事帰りにキッチンコートで買い物しよう。

残業で遅くなったから、サミットでお惣菜を買って帰ろう。って考えて帰宅しています。

いや違う、ここはえっと、京都だった。

週末のまとめ買いをイオンでしてるんだけど、気分はイトーヨーカドーにいる。

年長者の方々が、活躍した時代の事をよく思い出され口に出されます。

「主人が帰って来るから、早く帰らなきゃ。」

「子供達が帰って来るから、ごはん作らなきゃ。」

みんな頭の中にある記憶を口にしているのです。

私の頭の中にある記憶達も、口に出せば何を言ってるの？と言われてしまうのでしょうね。

良い記憶も悪い記憶もなかなか消す事ができません。

辛い事があったとき、良い記憶だけを思い出して過ごしています。

それでも、突然起きる辛い記憶からは逃げ出す事ができないのです。

そんな時は、ひたすら自分の好きな事だけを実践しています。

仲間が、「どうしてそんなに厚着なの？」と聞いてきた事がありました。

私は、「心が冷え切ってるのかしら？表面から温めてるの。」って答えた事がありました。

緊張状態では、身体は温まりません。

だから私は心を温める努力をしています。

すなわち、リラックスタイムを積極的に取り入れるのです。

すると、毎日が案外らくちんに過ごせる様になるんですよ。