寄り添うってどんなこと?

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セラピストを志したのは、死に直面したクライアントが、残された時間が不安だったり、悲しんだり、苦しんだり、怒ったり、塞ぎ込んだりしている様子を間の当たりにした事がきっかけでした。
そんな穏やかとは言い辛い時間に寄り添うとき、自身の心もクライアントの気分になります。
社会や家族との関わりから離れ、全く違った時間を過ごすのですからとても辛いです。
それまでは、阿吽の呼吸で日常が遅れていたのに、思いが上手く伝わらなくて怒ったり泣いたり、時には逸脱していると取られてしまう言動もあります。
そんな時、クライアントの感情を無視して、その感情を鎮静させてしまうという事もよく目の当たりにしました。
感情のぶつかり合いが生じます。
人が悲しんだり怒ったり苦しんだりする時には、何らかの理由があります。
そこにフォーカスして話しを聞いて、そのネガティブな感情をポジティブな感情に変えることが出来たら、クライアントは安楽で有意義な時間へと変わるのです。
ネガティブな思考からポジティブな思考への変換は、死に直面した人だけではなく、子供から大人までの健常者にも該当します。
クライアントは「人の気持ちも知らんと、あんたに何がわかる。」と悲観的になったり、拒絶することもあります。
そう言われたからと寄り添うこと、分かろうとすることを実践しなければ、問題は解決しません。
クライアントが表現できないニーズを理解し、プラスにフィードバックできたら、そのクライアントが笑顔で過ごせるのです。

私が大切にしてきたモノがバラバラになった。
ひとつひとつ綺麗にして集めても、すぐにバラバラになるのは何故なんだろう・・・



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