温泉療法
水風呂でうたた寝をしていたら、「風邪ひきますよ」って声をかけてくださったご婦人がいた。
夜勤明け、仁左衛門の湯で治療すると元気になる。
子育てで疲れた時、華ちゃんと仁左衛門の湯によくきたな。
あの頃はサウナに入れなかったし、岩盤浴にも行けなかった。ただ身体の汚れを落としに、気分転換にきたのかな。
あれから、25年もの年月が過ぎ、孫と一緒に仁左衛門の湯にくる事が出来た。
湯の質がマッチングしたこの温泉は、故郷、別府温泉と並ぶ故郷の温泉なんだ。
mixiのblogに書いていた第二の故郷は、今となっては心の故郷なのかもしれない。
母が別府医療センターで癌治療をした。
付き添い看病し、心身ともに疲れ果てて涙が止まらない時、別府温泉に浸かって帰った。
母を心配する父に泣き顔は見せられない。
東京から大分に転校して、母校で頑張っている娘に笑顔のママでありたい。
そんな時、いつも別府温泉は、私の心を治療してくれた。
京都で家庭不和が起きた。
大切な仕事と仲間を失った。
ひとりで過ごす時間の中で、京都の温泉が湯治となっている。
コメント
コメントを投稿