素直な気持ち
「お疲れ様です。あれ、まだいたの?『今日、主人が迎えに来てくれるから待ってるの。』また一緒に食事しましょうよ。『お勧めのワインがあるから是非遊びに来て、楽しみにしてるね。』」
仕事が終わり、急いで帰る理由もなければ何ら当てもなく、疲れた身体と空腹を満たす為の欲求だけで、気ままに歩き立ち寄る行先は...
三つ子の魂百までか、その地で食べて育った味がほっとする。
国東の新鮮な食材で調理された野菜や魚介類。
もぎたての果物は、最高のデザート。
ご近所付き合いの物々交換で、食品ロスを減らすのは当たり前。
今夜のお夕飯はプチプラ食材で気分は贅沢です。
いつも疲れた私に美味しいごはんを作って下さっている調理のプロフェッショナルさんに感謝しています。
秋の夜長の頃、空を見上げればついつい写真に収めたくなるキレイな夜空。
自宅の玄関を開ける時は複雑な思いで、ただ身体を清め休息をしなければと帰宅するばかりで。
いつの日から、こんな嬉しくない帰宅になったんだろう...
さくら、さくちゃ~ん、たいが、たいちゃ~ん、いない、私の娘たちもいない、パパもいない。あれ?私ひとり暮らしだったんだ。
ひとりぼっちの誰もいない空間...
思い出さなくてもいい記憶が、疲れた身体を襲ってくる。
何故、私を監禁拘束部屋に隔離したの?
私、精神病じゃない。
脳内に異常なんてないし、脳の検査なんて必要ない。
身体のどこも悪くないし、健康診断でもなんら問題はない。
私を病人扱いにしないで。
私はあなたに、今私の身の上に起きている事実を伝えているだけ。
非常事態をどんなに説明しても、あなたは事実を捻じ曲げて交差交流ばかり。
即興劇が逸脱行動と認識され更なるサイコドラマへと展開するとは...
心的外傷からのフラッシュバックと日々向き合い、自己分析から精神分析療法で、明日の活動が有意義な時間となればいいななんて、涙の混じった化粧水をぬっています。
母が家庭不和で悲しい時間を過ごしていた時、社会人になった私は、簡単に「別れたら」なんて言った事があった。
母は、お父さんと離れたら子供達が帰ってくる家がなくなる。
子供達がお母さんに会いに来なくなる気がして、会えなくなるじゃないかと思うと寂しい。
ひとりじゃ何も出来ないお父さんの面倒を子供達が見ないといけなくなる。
そんな事、言ってたな。
母が私に教えてくれた事でずっとわからなかったことが、51歳になってようやくわかったよ。
母は、非常事態をいつもプラスに変えてたんだ。
気付かぬ間に私は感化されていたんだね。
間違いを正す道しるべを教えてくれたのはいつも母でした。
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