余命宣告

 2014年1月

ロッキングプレート固定のオペ後、リハビリも順調で、暇を持て余した母に、身体の隅々まで検査をしてもらったらと提案したのでした。採血やレントゲンは勿論のこと、CT・腹部エコーに胃カメラ・大腸ファイバー等。結果、腫瘍マーカー(CEA14.4/SCC19.9)が高値。消化器科・泌尿器科・婦人科領域の進行ガンの診断でした。余命も申告され、1日も早く手術が出来る様に連携が取られました。手術予定の医療センターへ手術前の検査に何度か足を運びました。骨折から1ヶ月半、入院治療を終えた母は、父の待つ自宅へ帰宅しました。

母の骨折の看病だけではなく、ガン治療と残された余命に寄り添うという大役を引き受けたのでした。

「お母さん、医療センターに入院するまでに、東京に帰って引っ越しの準備してくるからね。のんちゃんと大我とさくらとで引っ越しするから。パパには、空港の近くで単身赴任してもらう。私がいない間、このカレンダーに1日あった事で良かった事を書いといてね。」

フライトナースのはじまりでした。

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